眠気がひどいのは糖尿病かも?原因と受診の目安を解説
きちんと睡眠をとっているのに日中の眠気がひどく悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は眠気が強くなる主な原因と糖尿病との関係、受診を検討したい目安について、わかりやすく解説します。
糖尿病とひどい眠気は関係ある?

強い眠気が続く時は、血糖値の乱れが体調に影響している可能性があります。眠気だけで糖尿病と決まるわけではありませんが、一度血液検査で血糖の状態を確認しておくと安心です。
血糖値が高いとだるくなる
血糖値が高い状態が続くと、体は軽い脱水のような状態になりやすい傾向があります。その結果、頭がぼんやりしたり、疲れが抜けにくく感じたりすることも。さらに、糖をうまく細胞に取り込めないと、体がエネルギー不足のように感じやすくなります。「寝ても回復しないだるさ」が続く場合は、血糖の確認が重要です。
血糖の上下で眠くなる
血糖値が短時間で大きく上下すると、体がその変化についていけず眠気が出ることがあります。食後だけでなく、睡眠不足やストレス、生活リズムの乱れで血糖が不安定になることも。「決まった時間に眠気が急に強くなる」場合は、血糖変動を疑って見直したいサインです。
└H3:低血糖でも眠くなる
血糖値が下がりすぎると、脳のエネルギーが足りず強い眠気やぼーっとした感じが出ます。人によっては冷や汗、手のふるえ、動悸などが一緒に起こることも。糖尿病の治療中の方では、食事量の変化や運動量で起こりやすくなります。
他の原因が隠れていることも
眠気の原因は血糖値や糖尿病だけとは限りません。睡眠時無呼吸症候群(いびき)や貧血でも起こることがあります。さらに、甲状腺の異常、肝機能の低下、気分の落ち込みなどが関係するケースもあります。原因を切り分けるためにも、眠気が続く場合は一度検査を受けておくと安心です。
食後に眠気がひどくなる理由
血糖値スパイクとは
血糖値スパイクとは、食後に血糖値が急上昇し、そのあと急に下がる状態を指します。この「上下の揺れ」が大きいと、体がだるく感じたり、強い眠気が出たりしやすい傾向があります。特に「食後1〜2時間で急に眠くなる」「頭がぼんやりする」といった形で現れやすいのが特徴です。
毎回同じように眠くなる場合は、血糖の反応が影響している可能性があります。
眠くなりやすい食べ方
短時間で一気に食べる、早食い、どか食いは血糖値が上がりやすく眠気につながりやすい食べ方です。甘い飲み物や菓子パンなど糖質中心の食事も、血糖が急に上がりやすいパターンになります。
逆に、よく噛んでゆっくり食べるだけでも、食後の体の負担が軽くなることがあります。
「食べたあと毎回眠い」なら、内容だけでなく食べ方も見直す価値があります。
糖尿病かも?受診の目安
眠気が続くだけで必ず糖尿病とは限りませんが、以下のような「いつもと違う不調」が重なっている場合は早めに受診を検討しましょう。
- ・食後の眠気が毎回強く、日常生活に支障が出ている
- ・のどが渇きやすく、水分をとる量が増えた
- ・トイレが近い(夜間も含めて回数が増えた)
- ・しっかり寝てもだるさが取れず、疲れが続く
- ・体重が増えた/または食べているのに減ってきた
ひどい眠気を軽くする生活の工夫

食後の眠気がつらい時は、血糖値が急に動かないように以下の方法を試してみましょう。
食べ方を少し変える
まずは早食いを避けて、いつもよりゆっくり噛むことから始めてみてください。主食(ごはん・パン)だけで済ませず、たんぱく質や野菜も一緒に取ると血糖が上がりにくくなります。「量を減らす」より「食べ方を整える」方が続けやすいことが多いです。
食後の過ごし方を見直す
食後すぐに座りっぱなしだと眠気が強く出やすいので、少し体を動かすのがおすすめです。軽く片付けをしたり、数分だけ歩いたりするだけでも違ってきます。無理な運動は必要なく、「じっとしない」がポイントです。
眠気が続く日の注意点
強い眠気がある日は、車の運転や危険な作業はなるべく避けてください。「眠いけど気合で乗り切る」が続くと、体調悪化に気づきにくくなります。眠気以外の症状も出ているなら、早めに検査で原因を確認した方が安心です。
当院で行う糖尿病の検査と治療
糖尿病は自覚症状が少ないまま進行することもあり、放置すると動脈硬化が進んで心臓や脳、腎臓などに負担がかかることがあります。早めに検査で状態を把握し、必要な対策を始めることが大切です。
検査で分かること
当院では、血液検査で空腹時血糖・随時血糖・HbA1cを組み合わせて、糖尿病かどうか、または予備群かを確認します。HbA1cは「ここ1〜2か月の血糖の状態」を反映するため、たまたまの数値に左右されにくいのが特徴です。検査結果をもとに、生活習慣の見直しで整えられる段階なのか、治療が必要な段階なのかを整理します。
治療の進め方
糖尿病の治療は、食事・運動を基本にしながら、必要に応じてお薬を組み合わせて進めます。糖尿病は「一度治して終わり」ではなく、血糖を安定させて合併症を防ぎながら生活を整えていく病気です。
当院では、無理のない続け方を一緒に考え、通院の中で調整しながら改善を目指します。「続けられる治療」が一番大切なので、できる範囲から一歩ずつ進めていきましょう。
ひどい眠気が気になる方は「新中野なべよこ内科」へ

ひどい眠気が続く背景には、血糖値の乱れや糖尿病が関係していることがあります。特に食後の強い眠気が繰り返される場合は、早めに検査で原因をはっきりさせることが大切です。当院では血糖検査を行い、必要に応じて生活改善から治療まで一人ひとりに合わせてサポートしています。
新中野でひどい眠気が気になる方は「新中野なべよこ内科」へお気軽にご相談ください。




